栄高校13期生・東京同期会開催
2012 / 07 / 13 ( Fri ) 第13期・東京同期会を開催 (H24年6月20日)・於;クルーズ・クルーズ新宿 「エ-ッ」「ヒェー」「アーいたいた」「ウワ-ッ変わったナー」等の歓喜とも感嘆ともとれる声が上がり会場は異様なムードを醸し出していた。出席者一人ひとりの自己紹介。 それもそのはず、スクリーンには卒業時の顔写真がアップで映し出されていた、第13期東京同期会のオープニングである。何しろ、卒業が昭和38年だから実に半世紀ぶりの再会者が何人もいたし、風貌(特に頭髪)だってかなり変化しているに決まっているから、このいきなりのイベントは全員を当時にタイムスリップさせ一気に空気は和んだものだ。それにしても、当時の写真と現在のギャップは実にリアルで吹き出してしまう。 今日の同期会は、もう卒業写真のように“気取りも、すましも、よそよそしさも”いらない、皆の笑顔にそう書いてある。川柳にある“同窓会 人生刻んだ 顔揃う”“よお!だけで 半世紀が 一瞬に”正に、その瞬間であった。 出席者は、ただただあの青春時代を思い起こし、懐かしさに浸り、今の幸せを確かめ、皆から元気を貰い、そしてまた明日から頑張ろう、と思って出席しているに違いない。 その第13期生は、9クラス、424名が卒業しており前々回(還暦時;地元開催)91名出席、前回(65歳時;地元開催)が62名、今回(68歳時;東京開催)51名(奥様を加えると55名)と開催場所の違いはあるにせよ、毎回出席者は減少してきているし、身近な仲間達で小グループ化してきているのは致し方ない。今回78名の欠席者からコメントを頂いたが、今だ働いており都合がつかない方もいたが、両親・配偶者の介護や本人の介護状態を含む健康上の理由による欠席がかなり多かった。年齢を考えると、これが現実なのだろうが、仲間達には、気持ちの上では“最後まで残るのは、俺だ、私だ”と、これからも逞しく活躍して欲しいと願っている。 さて、会の運営等だが、奇数月の最終火曜日を定例として集まっているイタンキ会(毎回13名~14名が出席している)面々が、それぞれ得意分野を受け持ってくれた。銀行員だった藤井君<3組>を受付(会費徴収、支払い)のチーフに。大企業のエンジニアでPC操作はお手のもの大島君<4組>には、あのスライドを。自称プロカメラマンの菅原君<3組>を記録係に。趣味の域を超える詩人中里君<1組>自作の詩の朗読。当時の応援団員3名(男沢君<6組>、及川君<4組>、前田君<2組>)による校歌、優勝歌の仕切り。それぞれのクラス別スピーチのチーフも“俺のクラスは俺に任せろ”という具合。当時生徒会長だった高嶋君<4組>による乾杯の音頭と竹村君<5組>による〆の音頭は、両名とも東京白鳥会の役員でもあり、ここは定位置。本来、口より足の方が達者なはずの山形君を何故か司会進行役に。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() こうしたフレームワーク固めに加え、今回のコンセプトを”全員参加型でワイワイ・ガヤガヤやろうや!”と決め、特にクラス別スピーチでは、遠方からの出席者(ex北九州市、三木市、名古屋市・・)や震災に負けてなるものか、と出席者した(ex仙台市、日立市の・・)方には必ず一言頂くことにしていたし、話題提供として、地元の学校統廃合の現実について、実際に蘭東中学のセレモニーで挨拶をしてきた佐藤仁人君<3組>に、また札幌地域でも同期会を定例開催しており、その中心人物の平井君<8組>に、それぞれショートスピーチをしてもらった。 ![]() ![]() ![]() 地元室蘭から、恩師、甚左こと保健体育の池田實先生(6組担任)が、ご夫妻での出席は一層会を盛り上げてくれた。赤点をつけられることなく、所要3時間もの会を盛り上げる事が出来たのは、イタンキ会の面々が、チームワークよろしく任に当たってくれた事がその要因であったと思っている。(ただイタンキ会の唯一の弱点は、マドンナが存在しない事である。)この会の余韻から、二次会、三次会と“夜の新宿裏通り”へと繰り出していったのは言うまでもない。 母なるイタンキ浜の懐で育ち、学び、そして目標こそ違え、誰もが一大決意と大いなる希望を胸に、あの“青函連絡船”に乗り込み“ドラの音“に胸を熱くした共通の仲間達である。会のフィナーレは、これまで頑張ってきた仲間達に次の詩を朗読したので、それを披露いしたい。 イタンキの浜を覚えていますか 学舎をそっと抜け出しグランドを横切ると、そこにはイタンキの浜があり、涯のない大海原が見えます。私の夢、君の夢、そしてあなたの夢が、光がきらきらと輝くイタンキの浜に埋もれています。君と語らいあった青い希望、あなたへの淡い恋、それを黒い砂の上に人差し指でなぞりながら書き、想いを砕け散る波音の中で叫んだのを覚えていますか。 イタンキの浜に栄高校の校歌が流れ、私達の夢を抱いた巣立ち。三月の風に学生服の裾さえ揺れる中で「さようなら」と、言った私達、手を上げた私に、首を少し斜めにして手を振った、セイラ-服の「さようなら」。 ・・・・・・・・・ 夢を背負い、希望を胸にいだいて駆け抜けた旅路、そして日々。 ・・・・・・・・・ イタンキの浜の黒砂アルバムを開いてみませんか。 イタンキの浜は私達の青春のページをゆっくりと開き、一人ひとりの顔を見比べながら 「頑張ったね」と、微笑んでいます。 あのイタンキの浜を覚えていますか。 思い出に溢れるイタンキの浜を。 【メンバー募集】 第13期東京同期会では、古希記念(2年後)に我故郷、北海道一周リレーラン&ウォークのメンバーを募集しています。 ・西回りコース(室蘭→函館→小樽→留萌→宗谷岬) ・・・幹事 高嶋 ・東周りコース(宗谷岬→網走→釧路→襟裳岬→苫小牧→室蘭) ・・幹事 山形 申し込み先 高嶋;takeo111@lily.ocn.ne.jp 山形;weed-ote@parkcity.ne.jp 記事:(第13期 山形修身) |
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